エイズとカンジダ症
カンジダ症とエイズ感染の影響
カンジダ症(性器カンシダ症)とは、
真菌の一種、カンジダ属の諸種、特にCanjida Albicansにより引き起こされる性感染症です。
成人女性の約10%、妊婦の約30%にカンジダ菌の膣内感染が認められたとの報告があります。
ただ、カンジダ菌の検出だけでは性器カンジダ症とは言えません。
また、男性に症状が出ることは少ないと言われています。
性行為による感染もありますが、
もともと人が体内(膣内、腸管など)に持っていることが多い菌で、
何らかのきっかけ(体調を崩すなど)によって、さまざまな症状を引き起こします。
カンジダ症の影響で、粘膜や外性器、子宮内膜などに病変がある場合には
無い場合と比較して、HIVに感染しやすくなります。
潜伏期間 : 1-2週間
感染経路 : 性行為、自己感染、産道感染
症状 :
しばしば無症状ですが、時に性交後に痛みを感じます。
カッテージチーズのような無臭の白いおりものを生じます。
外陰部の炎症と強い痒み、赤みなどがあります。
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