エイズと毛じらみ
毛じらみ症とエイズ感染の影響
毛じらみ症(けじらみしょう)とは
毛じらみ(毛虱)という吸血昆虫による性感染症です。
成虫の大きさは1mm-2mmで肉眼的には、陰毛の毛根にしがみついている時は「シミ」に、
陰毛を移動中には「フケ」にしか見えないため、発見には苦労します。
成虫は陰毛の毛根にフック状の鈎爪で身体を固定して皮膚から吸血し、
卵は陰毛に粘着しています。
毛じらみ症の影響で、粘膜や外性器、子宮内膜などに病変がある場合には
無い場合と比較して、HIVに感染しやすくなります。
潜伏期間 : 1-2週間
感染経路 : 性行為、プール、サウナ、寝具
症状 :
外陰部の強い痒み、性毛に卵が産み付けられ、しばしば下着に小さな出血点が付きます。
治療 :
剃毛(ていもう)陰毛を全部剃る。
成虫が生息できない環境にし、卵を陰毛に産み付けられないようにする。
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